♪サワラ隊
【犬島】大きなイヌに大きな希望を乗せて。
しょこたん   2013年4月11日(木)
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しょこたんです!

 

今回は島を飛び出して、岡山県笠岡市の某所にあるアトリエにおじゃましてきました!

現在、そのアトリエでは『犬島ハウスプロジェクト』が着々と進行中なのです。

 

『犬島ハウスプロジェクト』とは、造形家・川埜 龍三(かわの りゅうぞう)さんが手がける、

巨大で壮大な『イヌ』のプロジェクト。

おちゃめな表情の このイヌくんが犬島に設置されるのですが、

その巨大さを比較するため、川埜さんに横に並んでいただきました!

 

でっかーい!!!

幅2.4メートル、高さ3メートル、奥行き5メートルにもなる超巨大イヌは、

おかやま山陽高校が所有する【海の家】を犬小屋に見立てた形で設置されます。

イヌくんの表情は、犬島の名前の由来となった犬型の巨石『犬石様』の方を伺い、

聞き耳を立てているから、少しびくびくした表情をしているのだそうです。

 

なんとイヌくんの中に入ることもでき、イヌくんの目を通して犬島の景色を見ることができるんですよ!

 

今の段階でも高い完成度のこのイヌくんですが、

このあと、ワークショップに参加した方々が作ったタイルで体中が覆われる予定になっています。

そのタイルの数、なんと6000枚!

タイルのデザインは自由。みなさん思い思いのデザインで作っています。

 

川埜さんは、岡山県のみならず、全国でタイル作りのワークショップを開催しています。

私がアトリエにおじゃました日もワークショップが開催されていて、多くの人で賑わっていました。

 

今までの作品作りは全て一人で行っていた川埜さんにとって、

ワークショップ形式での作品作りは初めての経験。

 

私もタイルを一枚作らせていただいたのですが、

自分の作ったものが作品の一部になっていくという感覚は、普段味わうことのない特別なものでした。

犬島の人に作品の雰囲気を伝えるために、イヌ型のカバンを引いて犬島を回ったという川埜さん。

犬が好きだけど飼えない…。という人が犬島にたくさんいることが分かり、

イヌくんは犬島のみなさんに快く迎えてもらうことができました。

 

イヌくんは5月下旬に現在笠岡で使われている港からではなく、かつて使われていた集積所から船に乗って出発します。

イヌくんを乗せる船は、まるでイヌくんが一匹で乗っていくようなぴったりサイズの船。

時速約10キロで島々を巡りながら犬島に向かいます。

 

なぜそんなにゆっくり進むのかというと、

『島の子どもたちに特別な経験をしてほしい、海に目を向け、将来に残していってほしい』

という思いを島の人が抱いていることを、川埜さんが島の方から聞いたからだそうです。

途中の白石島では、島の子ども達が一人ずつ舟に乗ってイヌくんを出迎えます。

 

かつて栄えていた場所と、今は使われなくなった古い航路の復活、

川埜さんの作品作りへの新たな希望、作品作りに関わった人の思い、

そして島に住む人や未来の子どもたちが海に希望を抱けるように…。

大きな体にたくさんの思いを乗せてイヌくんは瀬戸内を巡ります。

もしかしたら島に渡っている途中の船の中で、イヌくんを乗せた船に出会うかも?

犬島の新しいシンボルになること間違いなしのイヌくんは、2013年秋に登場予定です。


【小豆島】みんなの力を合わせたアートができたよ!
しょこたん   2013年4月10日(水)
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しょこたんです!

 

芳しいお醤油の香りが漂う、小豆島町 馬木の『醬の郷(ひしおのさと)』は、

小豆島全域から集まったみなさんが力を合わせて制作したアート作品が展示されています。

 

作品作りの代表である『小豆島町コミュニティアートプロジェクト』は、

瀬戸内国際芸術祭をきっかけに島民が中心となって参加できる作品作りを行おうと、

地元有志の方々が中心となって行っているプロジェクト。

 

プロジェクトスタッフである太田 有紀(おおた ゆき)さん(studio-L)は、

2012年9月頃から地域の様々な団体や会社にヒアリングを行った結果、

【お醤油が新鮮かどうかを、醤油のビンを透かして見て判断する】

【マイ醤油を持って旅に行く】

…など、醬の郷に住む方の並々ならぬ醤油へのこだわりと歴史を感じたそうです。

そこで、【地域の特性・習慣=醤油】を活かした作品作りを行うことになりました。

展示場所は【旧醤油会館】

まさに醤油づくしのアート!

 

素材はたくさんの醤油と、8万個のたれビン。

たれビンとは、お弁当でおなじみの赤いキャップのあの容器です。

どちらも規格外などの理由で不要となってしまったものを使用しています。

 

作品は、10種類の濃度に薄めた醤油を

たれビンに入れて、醤油のグラデーションで壁を作るというもの。

 

キーワードは【手仕事】

たれビンに醤油を入れる作業は子どもからお年寄りまで、たくさんの方々が参加しました!

 

たれビンに詰められた醤油は、地元『ひしお会』のみなさんがパネルに貼り付け、壁を作ります。

 

それぞれのお仕事が終わってからの作業になるので、

時には0時を回っても作業が行われていることもあったそうです。

ですが、たれビンに向ける視線は真剣。妥協は許しません。

『400年以上の歴史がある、小豆島の醤油のすごさをたくさんの人に知ってもらいたい』

『この作品を通して、馬木地区(醬の郷)のことを知ってほしい』

という熱い思いがあるからこそできることなんだなあ…と、ひしひし感じました。

 

今でもとてもきれいなのですが、展示の際には【醤油を透かして見る】習慣を、

後ろからライトを当てることで再現!

そうすると『今とは比べものにならないほどきれい!』な壁が浮かび上がるんだそうですよ。

 

ライトを当てると…

思わずため息が漏れるほどの美しさ。

 

作業は大変だったけど、こうして見たらきれいやな~という言葉も飛び交っていました。

小豆島中の人が作業に関わったからこその光景ですよね。

 

小豆島の醤油や、醤油の屋号の展示もあり、

旧醤油会館は今や『醤油会館』と呼んでも差し支えないような姿に生まれ変わりました。

どこからか醤油の匂いがしてくるような気さえしてきます。

 

会場では、プロジェクトにスタート時から携わってきた

さっちゃん( 京都造形芸術大学 ・山崎亮ゼミ)がガイドもして下さるので、

ぜひ作品誕生秘話を聞いてみてください!

小豆島のみさなんの【手仕事】の威力、そして情熱を感じに行ってみませんか?

 


【男木島】島のおとうさん・おかあさんが待っとるよ~!
しょこたん   2013年3月30日(土)
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サワラ隊 しょこたんです!

 

2013年3月30日の島自慢は、春の陽気の中、男木島からお届けしました。

 

瀬戸内国際芸術祭の開幕から10日が経ち、2回目の週末を迎えた今日、

男木島はた~っくさんの人で賑わっていましたよー!

 

ガイドブック片手に島を巡るのもいいけれど、島のおとうさん・おかあさんのガイドはいかが?

男木島では島をあげて『島コンシェルジュ』の活動が始まっています!

 

『島コンシェルジュ』は、男木島のみなさんによる無料のボランティアガイド。

アート作品の鑑賞だけでなく、島の人とのお話も楽しんでほしいという思いで結成されました。

 

コンシェルジュの目印は、水仙と灯台が描かれたこのバッジ!

どんなガイドを担当するかによって色が3色に分かれています。

 

芸術祭が始まる前から、港で困っている人を見かけては道案内を買って出ていたという

安藤 定幸(あんどう さだゆき)さんは緑色のバッジ。

緑色は【作品がある場所を案内できる人】

 

私たちも安藤さんに男木島を案内していただきました!

 

『玉姫さん(豊玉姫神社)に行くんは、こっちの道の方が楽じゃなあ~。』

『今の季節は水仙がようけ咲いとるよ。』

など、男木島のことをたくさん教えていただきながら歩いていると、

今まで知らなかった男木島の姿が見えてきます。

 

『あのアーティストさんはこんな人でな…』

という島の人のみぞ知る裏情報も飛び出します!

 

島コンシェルジュは、【島にやってくる人をもてなすことはもちろん、

島の人も一緒に芸術祭を楽しめるように】という思いが込められているのだと

島コンシェルジュの発案者である 男木島自治会長の木場 健一(きば けんいち)さんが教えて下さいました。

 

木場さんが感じる男木島の魅力は、自然が昔のまま残っているところや、迷路のような坂道!

男木島では思いっきり道に迷ってみてください。

きっと、たくさんの発見や思いかけない出会いがあるはずです。

 

そして、道の途中で島のおとうさん・おかあさんに出会ったら、ぜひ話しかけてみてください。

男木島のみなさんは本当に人情豊か。

男木島に何回でも行きたくなるのは、きっと男木島のみなさんがあったかいからなんだろうなあ。

 

島コンシェルジュは、水仙と灯台のバッジと素敵な笑顔が目印!

男木島にお越しの際には、島のおとうさん・おかあさんに話しかけてみてくださいね!