★大島
【大島】やすらぎと暖かさがあふれる島
しょこたん   2013年2月27日(水)
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サワラ隊 しょこたんです。

 

2013年2月23日のせとトークは、ひとりの女の子にスポットを当てました。

 

彼女は渡辺 千晶(わたなべ ちあき)さん。

奈良女子大学の四回生です。

四回生に上がったときに待ち構えているものいえば…、そうです、卒業論文!

渡辺さんは卒業論文のテーマを【大島】に決め、大島に出向きました。

 

高松市庵治町沖に浮かぶ大島は、

島全体がハンセン病回復者さんたちの療養施設『大島青松園』として使用されているため、

大島の一般公開日は毎月第二土・日曜日だけと決められています。

 

渡辺さんは夏ごろから大島青松園に許可を得て卒論のためのフィールドワークを始めたのですが、

なんと半年の間、一般公開日には欠かさず大島を訪れていたのだそうです!!!

 

そもそもなぜ、奈良から遠く離れた大島を卒論のテーマに選んだのかというと、

渡辺さんのご実家は大島と同じ高松市庵治町。

小中学校のときに訪れたことのある大島は、今どうなっているのか気になりました。

そこで実際に訪れてみると、カフェやギャラリーができていたり、

若い人が楽しそうにくつろいでいる姿を見て、昔とは違う大島の姿に衝撃を受けたそうです。

 

大島を訪れる人にアンケートを取ってみると、

『だんだん【帰ってくる】という感覚になる』

『大島にもう一人おじいちゃんができたみたい』 という回答が!

多くの人が何度も大島を訪れていることや、

大島に癒しや安らぎを求めてやってくる人が多いことが分かったのです。

 

渡辺さんも、ワークショップや人とのつながりを経験していくうちに、

大島にもうひとつ居場所ができたような気持ちが生まれたと言います。

 

また、卒論の発表を聞いたお友達が大島を訪れ、

瀬戸内国際芸術祭サポーター『こえび隊』に参加したという嬉しいニュースも!

試行錯誤して書き上げた甲斐がありました。

 

大島を楽しむには、やっぱり【話してみる】ことが一番!

大島内外を問わず、年齢も出身も職業もさまざまな人たちが、

またひとり、大島でつながっています。


【大島】 「詩は生きることそのもの」塔 和子さんの詩の力
べっち   2013年1月26日(土)
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ハマチ隊 べっちです。

 

1月26日放送の『せとトーク』は、

「詩は生きることそのもの」という、元ハンセン病患者で、現在は国立療養所大島青松園で療養中の

詩人 塔 和子(とう かずこ)さんについて紹介しました。

 

お話を伺ったのは、日本キリスト教団牧師で、

ハンセン病に関わる支援活動をしている「社団法人 好善社」理事 川崎 正明さんです。

 

川崎さんと塔さんとの出会いは1987年。

大島を訪れた際に、自治会が発行している「青松」という冊子を偶然手にし、

そこに掲載されていた塔さんの詩「胸の泉に」を読んで、深い感銘を受けたそうです。

それからは毎月一度、兵庫県の西宮市から大島に通っています。

 

 

-塔和子「胸の泉に」-

かかわらなければ
この愛しさを知るすべはなかった
この親しさは湧かなかった
この大らかな依存の安らいは得られなかった
この甘い思いや
さびしい思いも知らなかった
人はかかわることからさまざまな思いを知る
子は親とかかわり
親は子とかかわることによって
恋も友情も
かかわることから始まって
かかわったが故に起こる
幸や不幸を
積み重ねて大きくなり
くり返すことで磨かれ
そして人は
人の間で思いを削り思いをふくらませ
生を綴る

ああ

何億の人がいようとも

かかわらなければ路傍の人

私の胸の泉に

枯れ葉一枚も

落としてはくれない

 

川崎さんの心に強く突き刺さったのは最後の6行。

ハンセン病患者として大島へ強制隔離された塔さんが、

どういう思いで この詩を書いたのか知りたくなり、塔さんのもとをを訪ねるように・・・。

 

『塔さんの詩には、普遍的なもの「命」「尊厳」「存在」「自己」という

人間にとって一番大事な部分が表現されているので、読む人の心を揺さぶるのでしょう。

塔さんが、ハンセン病をわずらって大島に来て、そこで、生きがいとしてみつけた詩の世界。

これからも、塔さんの“命の詩(うた)” “命の言葉”を一人でも多くの方に伝えていきたいです。』 と、川崎さん。

 

 

人と人との関係が希薄になっていると言われる現代の日本。

もう一度、”人とのかかわり” “絆”というものを 、

塔さんの詩を読みながら見つめなおしてみるのはいかがでしょうか。

 

 


【大島】シヨルのワークショップに参加してみませんか?
しょこたん   2013年1月18日(金)
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サワラ隊 しょこたんです!

 

大島を訪れると、見事なさざんかが咲き誇っていました。

 

椿は冬から春にかけて咲く花だそうです。

まだまだ寒くて実感はないですが、

もう季節は冬から春に向かっているんだなあ…と、何だかうれしくなりました!

 

大島を歩いていると、他にも目についたものがありました。

それが、これ。

 

 

甘夏やデコポンなど、いろいろな種類のかんきつ類!

その昔は大島青松園の入所者さんが育てていたものだということですが、

今は一部の入所者さんと、職員さんたちが管理しているそうです。

 

このかんきつを使ったワークショップ『かんきつ祭』が

2月9日(土)に大島のカフェ・シヨルで開催されます!

去年のかんきつ祭には島島ラジオスタッフも参加してきましたよ~!

(その時の様子について、詳しくはこちら

 

ワークショップの内容は、午前中にかんきつを収穫し、

午後からシヨルのお料理に使うための下ごしらえをするというもの。

(写真は去年のワークショップの様子です)

 

お目見えするのは少し先になりますが、

『これ、私が切ったやつかな…?』と思いながら食べるシヨルのメニューは格別です!

 

大島に渡れるのは月に2回のカフェ・シヨルのオープン日のみ。

来月はカフェに加えてワークショップも開催されるお得な(?)月!

大島のゆったり、あったかい空気をぜひ感じてほしいな~と思います!

そのころにはきっと梅が満開です!

 

 

カフェ・シヨル

2月の営業日:9日(土)、10日(日)

         ※かんきつ祭は9日のみの開催

営業時間:10時~16時(ランチは11時から。なくなり次第終了です。)

詳しくはこちらのホームページをご覧ください。