RNC西日本放送 RSK山陽放送
島島探訪記(ハマチ隊)
島キッチンでつかうお味噌作りを通して
ふじぴー   2012年3月5日(月)

豊島の「島キッチン」でつかうお味噌を作るというので見学に行ってきました。

豊島に住まれている”児島のお母さん”が、こえび隊にお味噌作りを教えます。

参加者のほとんどにとって、初めてのお味噌作りへの挑戦です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふじぴーは1月にもNPO法人アーキペラゴが開催していた、お味噌作りを取材してきました。

その時の様子は、島島ラジオ発行の新聞「島っていいね」に描いております。

 

 

 

 

 

 

 

 

「島っていいね」は豊島、直島、男木島、女木島、大島、小豆島、犬島の

いろんなところ置かれています。フリーペーパーですので是非探してみてください。

島島ラジオスタッフが”島魂(闘魂ではありません)”込めて作っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

こえび隊の皆さんに丁寧にお味噌作りを教えていた児島さん。

豊島で生まれ育った児島さんにとって、お味噌を家庭で作ることは

子どもの頃から身近だったとのこと。その時は麦味噌だったそうです。

当時は各家庭でお味噌を作っていたそうです。

自分で育てた大豆でお味噌を作る。ほんとに豊かな島であり、暮らしですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

お味噌作りの手際がひときわ悪かったこちらのお二人。

実は今回が初めての、こえび隊の活動だそうです。

写真左が藤原菜穂美さん。右が福元奈央さん。神戸から日帰りで参加しました。

二人は2010年に開催された瀬戸内国際芸術祭のあとに、こえび隊や

瀬戸内の島にある作品や活動を知って、こえび隊の活動に参加しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

福元さんにとって、瀬戸内の島に来るのはこの日が初めてだったそうです。

二人とも只今大学三年生。就職活動の真っ最中ですが、

今後もこえび隊の活動に関わりたいとおっしゃっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

この日に作られたお味噌は、半年間寝かせてゆっくり熟成させ、

夏の土用の丑の日頃には、お味噌汁を味わうことができます。

半年待てずに3か月くらいで食べる味噌のことを、豊島では「貧乏味噌」というそうです。

貧乏味噌にならず、無事に美味しいお味噌汁を飲める頃には、季節は夏です。

この日作られたお味噌でお味噌汁が飲めるようになる間にも、豊島には多くの人たちが訪れるでしょう。

アート作品を鑑賞した後に食べる食事。そこには島の人の思いがあり、積み重ねてきたものがあり、

何よりもその島の暮らしを写しています。

 

「島っていいね」

 

美術館やギャラリーでも触れることの出来るアート作品に、わざわざ海を渡って遠くから人が訪れるのは、

現在の日常では消えかかってしまった、誰の周りにもかつてあった暮らしを、

そこに住む人たちが「教える」のではなく、ごく当たり前に「伝えて」くれているからかもしれません。

 

Share on Facebook


レモンと生活する岡本さん
ふじぴー   2012年3月1日(木)

豊島でレモンを育てる岡本さんにとって「レモンを作っている理由」

すなわちキッカケは些細なことだったと本人はサラッと言う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「たまたま友達がレモンを持ってきたから、これなら俺でも育てれるかなあって。」

確かに事の起こりはそんな些細なものかもしれない。

ただ、それだけがキッカケで13年間も一人でレモンの木を育てられるものなのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 豊島だけでも、8千本は岡本さんのレモンの木が育っているという。

柑橘類の中でも、レモンは特に寒さに弱い。

この冬には豊島にも雪が降る日が何日かあった。

10か所あるレモン農園を次々にめぐると、実の付きの悪い木ばかりの農園もあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「豊島でも岡と浜では温度が2度違うんよ。浜のほうが暖かいからよくレモンが出来るんよ。」

浜と呼ばれる比較的海に近い農園に車で向かう途中に聞いてみる。

どうして一人でやられてるのですか?若い人とかで「農業をやりたい!」って方とか来られないのですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやあ、全然誰も来ないで。若い人は今後の生活があるやろうから、お金とか大変かもしれんなあ。

会社退職した人とかと一緒にいろいろやっていきたいなあ。誰か来た時のためにその人の住む

物件も借りてるんよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

レモンを育てる作業の中で大変なのは、この時期の収穫の作業ではない。

収穫が終わった4月後半から11月の間、朝早くから日没後まで草刈りを続ける日々なのだ。

無農薬、有機栽培で育てている岡本さんのレモン農園では、除草剤は一切使わない。

草刈り機で刈った草がそのまま肥料となるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは岡本さんのレモンから作られた「レモンマーマレード」。

豊島には「みくに園」という知的障害者の施設がある。

 

「レモンマーマレード」は、みくに園で暮らしている知的障害者の手で作られている。

岡本さんのレモンの収穫を手伝う仕事もあるし、レモンを洗う、レモンを絞る、

レモンを刻む、それらを仕事としておこなっている。

 

みくに園のスタッフは、障害者でも出来る仕事を作る必要性を感じていたそうだ。

けれども、出来ることに限りがある。そんな行き詰まりを感じていた時に岡本さんのレモンを

知ったという。岡本さんも「みくに園」と協力できることはないかと考えていたそうである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岡本さんのレモンは「みくに園」で暮らしている人たちだけでなく、

大阪でレモンの木を植樹する活動など、さまざまな「人」「場所」に

レモンにまつわる物語を紡いでいっている。

 

岡本さん、今後やっていきたいことってなんですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

「野菜を作ったり、ニワトリや牛を飼ったりして循環型農業を目指したいなあ。あと、

農業だけでなくて、環境や医療、福祉、エネルギー。もっと先のほうに目指しているのは

そういう事やなあ。」

 

農業と工業の違いを、岡本さんは一言でこう伝えてくれた。

「農業は工業と違って待つことが大事なんよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらのレモンの木は「みくに園」の庭に植えられている一年目のレモンの木です。

高さ1メートルにも満たないこのレモンの木が立派に育つのを待つことなんて

岡本さんには慣れっこなのでしょう。

8千本のレモンの木が育つのを待っていたのですから。

そして「みくに園」のこのレモンの木が岡本さんの身長を超える高さに育つ頃には、

岡本さんの目指しているものは実現に確実に近づいているのでしょう。

 

 

Share on Facebook


女木島の文化祭【芸能発表会】
ふじぴー   2012年2月15日(水)

女木島の文化祭の続きです。

現在は休校になっている、女木小学校の体育館では芸能発表会が催されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

小学校の体育館が会場です。休校中の校舎のほうは、瀬戸内国際芸術祭2010では

「FUKUTAKE HOUSE」として、世界中のギャラリーが集まっての展示が行われていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

体育感に入ると、ギターの音色に島の方たちが聞き入っていました。

ふじぴーが着いた頃には、千昌男さんの「北国の春」を演奏中でした。

「北国の~、ああ北国の~春」・・・

オトシという北西からの強い季節風と共に冬を過ごす女木島の人たちにとって、

春を待つ気持ちは、北国の人とさほど変わりはないのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらが本日のプログラムです。芸能発表会の大トリは、こえび隊が務めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

女木島で、「MEGI HOUSE」というプロジェクトを展開している、愛知県立芸術大学の

学生3人による演奏会です。フルート、クラリネット、ファゴットという編成です。

演奏の合間には、島の方にそれぞれの楽器の違いを丁寧に説明しています。

木管楽器で一番低い音域を奏でるという、ファゴットという楽器は、ふじぴーも初めて見ます。

皆さん、興味深く、それぞれの楽器の音色の違いに聞き入っておりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

演奏会の次は、健康体操です。みんなで体を動かします。

音楽を流しながら、それに合わせていろんな動きに挑戦します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんか動きが反対になってきてる人が続出しているような気が、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

日舞の披露もありました。「浪速子守唄」と「チャンチキおけさ」です。

両方とも名前は聞いたことがあるのですが、ふじぴーは普段、日舞を見る暮らしをしていません。

皆さん、非常に笑顔で見られていましたので、きっと身近なものかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

芸能発表会の最後は、こえび隊の考えた出し物です。

「リズムに乗ってこえびとパッチン」という題目で、会場全体でアルプス一万尺です。

リズムを奏でるのは、こえびカンダダンの面々です。

 

 

 

 

 

 

 

 

こえびカンダダンの演奏に合わせて、2人1組でアルプス一万尺。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

島島ラジオに、手書きの絵ハガキのプレゼントをくださった西岡さんも

 

 

 

 

 

 

 

 

同じく島島ラジオに出演してくださった、コミュニティセンター長の柳さんも

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に女木の自治会長、西岡さんから参加者に一言ご挨拶があり終了しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「こえび隊、愛知県立芸術大学の人たちも参加してくれて、新しい島との交流

が生まれている。これを今後も大切にしていきたい。」

何年か前までは、女木島に住んでいる人たちだけで催されていた文化祭。

ここ2年で、フェリーに乗って遊びにきたり、文化祭に関わったりする人が増えてきています。

 

そして、この文化祭の1週間後には、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文化祭の会場になった体育館で、バレーボール大会が開催されました。

こちらも多くの島外の方がフェリーに乗ってやってきて、島の方と一緒に

終始白熱した試合を楽しんでいました。

 

子どもが少なくなって休校になっている小学校の体育館。

島に住むことはなくても、高松からフェリー「めおん」に乗船して女木島に関わる人が増えれば、

この体育館だけではなく、島のいろんなところに笑い声と共に思い出が増えてくるでしょう。

 

「アルプス一万尺」や「バレーボール」から生まれてくるものは、

あなたにとっての、もう一つのコミュニティかもしれないですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Share on Facebook


女木島の文化祭【展示編】
ふじぴー   2012年2月13日(月)

女木島で、今年で17回目を迎える「文化祭」が催されました。

島に住んでいる方が、絵画や陶芸を展示したり、島の写真が飾られていたり。

会場の一つになっているコミュニティセンターに、ふじぴーは行ってまいりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

さっそく中に入っていこうとしたところ、、、入り口に陶器が、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

なんと素焼きのタコ壺が、どれも200円で販売されています。

島島ラジオでは昨年、男木島のタコ漁のお話しをお聞きしたことがありますが、

聞くところによると、女木島でも、タコ漁をしているところが3軒あるということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

タコ壺は、底が丸くなっているものが古いものだそうです。

中には100年以上経っているものもあります。

底が平らなものは30年くらい前まで使われていたものとのこと。

今ではプラスティックのタコ壺が主流になっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

会場の中に入りました。階段の踊り場の所に「こえび」と書かれた習字が、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

瀬戸内国際芸術祭のサポータースタッフ「こえび隊」が2011年の活動内容を

写真を使って展示していました。「たいち」という文字は何を表しているのでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絵画や生け花、書道、手作りのカゴなど、女木島の人たちが

丹念に作り上げたものが丁寧に展示されています。

「MEGI HOUSE」というプロジェクトを展開している、愛知県立芸術大学の学生さんが

今回の文化祭のために、展示しているものもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おや?何やら写真を熱心に見ながら話しこんでいる人たちがいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

一体なんの写真を見ているのでしょう。

ちょっと近くに寄ってみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なるほど。昔の女木島の写真ですね。50年以上前の写真でしょうか?運動会や卓球場の写真から、

当時はこの島に沢山の子どもがいたことがわかります。

皆さん、懐かしい写真を見ながら思い出話に花が咲いているんでしょうね。

今は島に一つだけある小学校も、子どもが少ないため休校になっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは島に初めて電気が導入された時の写真です。

昭和35年と書かれていますので、ふじぴーが生まれる20年くらい前の話です。

でも、昭和35年まで電気がなかったのだと思うと、

やはり島の暮らしは大変な面もあったのだと感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらの船は当時女木島を行き来していたものだそうです。

おや?

作品の中に、島島ラジオに出演してくださった方の名前を見つけました。

 

 

 

 

 

 

 

 

まるで昔の新聞に掲載されていた風刺画のように、様々な著名人が描かれてます。

これらの絵を流暢に描かれた方は、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女木島の冬の風物詩である、「おとし」について番組で語ってくださった

柳信三さんです。

放送では、楢崎リポーターもたじたじになる饒舌ぶりだった柳さん。

普段もユーモラスな絵を描き続けていらっしゃるのですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会場の中に「女木島10大ニュースなるものの展示がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

第1位は、イノシシが出没!というニュースです。

お隣の男木島でもイノシシが出没している話を、男木島の方に昨年お聞きしました。

ふじぴーが参加した「鬼ヶ島ウォーキング大会」も10大ニュースに入っております。

女木島に住んでおられる方の数をよく、「200人くらい」と言っておりますが

このニュースを見ると、160人にまで減少しているのですね。

ふじぴーは第7位にランクインされている「第4回カレー対決」にも夏に参加しました。

高松の若い人たちが中心になって、海水浴場に近いキャンプ場で

それぞれが自慢のカレーの味を競い合う大会で、毎年夏に開催されています。

 

女木島に住んでいない人たちが、高松からフェリーで20分のこの島に訪れて

いろんな面白いコトを考えて、島の人たちと楽しみながら

10大ニュースを毎年賑やかにしていければ素敵ですね。

 

さて、先ほど休校になっているとお話しした、小学校の体育館では

芸能発表会なるものが催されているとのこと。

さっそく行ってきます。

 

続く。。。

 

 

 

Share on Facebook


島キッチンでもちつき
ふじぴー   2011年12月29日(木)

 

2011年、最後の島キッチンの営業日にテラスでもちつきが行われました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは、せいろでもち米を蒸します。島キッチンのテラスにある、かまどが大活躍です。

このかまどは、製作した時、近くで拾ってきた石で可愛らしく飾り付けをしたもの。なかなかアーティスティックなかまどです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 瀬戸内国際芸術祭サポーターの「こえび隊」もたくさん参加しました。

写真右の、こえび隊の合田さんは、豊島の子ども達に「米を蒸すとはどういうことか?」について語っています。

真剣に聞いている子どもたち以上の熱さです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もち米を力強くつぶしていったら、いよいよペッタンペッタンの始まりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日は、島キッチンを設計した建築家の安部良さんも来られていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

安部さんと、奥様で同じくアーティストの谷山恭子さんももちつきに参加しました。

 

2011年のもちつきも、昨年以上にみなさん力がこもっていました。

溢れ出る力で

杵(きね)が折れたほどでした。

  

 

 

 

 

 

 

ついたもちを島キッチンのお母さんたちが、丸めていってくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

島キッチンでは、もちつきをした翌週に大掃除をして、今はお休み中。

2012年は1月21日(土)からオープンします!

まだ豊島に足を運んだことのない方。2012年、春夏秋とそれぞれの季節の

風景を楽しみながら島通いをしてみませんか?

もし、あなたが豊島に足を運ぶようになったら、1年後の次の冬には、

きっと”2012年島キッチンもちつき”で杵を折ってしまうほどの島への強い思いが、

あなたの心をペッタンペッタン打ってくれているはずです。

 

Share on Facebook


 ●最新の記事
 ●過去の記事
 ●カテゴリー
 ●番組パーソナリティー
RNC西日本放送
古茂田 圭
RSK山陽放送
濱家 輝雄
 ●瀬戸内国際芸術祭公式サイト
 ●ご意見ご感想
 
RNC西日本放送 | RSK山陽放送 | お問合せ
Copyright (C) 2011 RNC / RSK All Rights Reserved.